片手で生活する上で最初の段階で悩む事は、片手で食器を洗うこと。
今までは当たり前にで洗えていたのに手が1つになると途端に難しくなりますよね。
私の娘は生まれ持った脳性麻痺。右半身が麻痺しています。
小さい頃は一生懸命リハビリに通い2歳のころやっと歩けるようになりました。
そんな娘もあっという間に小学5年生。
片麻痺の娘はそもそもまだほとんど家事デビューできてません。
将来の為にもさすがにそろそろやり始めないとと悩んでおります。
試行錯誤したりグッズを試してみたりして通常と変わりなく洗える方法を模索中。
今は色々な便利グッズが出ていますね。
ひとつ気になるものがあったのでそれを試してみたいと思います。
というわけで今回は吸盤付きブラシをレビューします。

こういった感じで吸盤を貼り付けて利用します。
基本情報
- 吸盤はしっかり貼りついてくれるので、取れる心配無し
- 縦向き、横向き、どちらでも利用可能(今回は横向きで使用)
- ブラシ部分を画像から見て手前側へ回すと分解が可能
- 吸盤が3個ついているので結構スペースが必要
- 思ったよりブラシの毛の数が少なめで心もとない
まず手に取った時の第一印象はデカさですね。縦にして使うならさほど問題ないですが、横にして使う場合シンクが小さいと邪魔になり洗うどころではなくなります。
例えば1Kで暮らしている方はシンクもかなり狭くなってくるかと思いますので注意が必要です。
通常の洗い方と吸盤ブラシの比較
正直あんまり違いはないのか・・・?
というか、マグカップくらいなら意外と片手で洗えるもんだなと感じました。
これなら吸盤マットを敷いて洗う方早くて簡単なのか・・・
色々なコップを洗ってみた
ですが試行錯誤してみたところ、コップの形状によっては重宝することが判明しました。
丈が低めのコップや細長いカップには大変重宝しますね。しかし大き目のコップですとブラシはかする程度。きちんと洗えてる感覚は全くありませんでした。
うーん・・・使い所がかなり限定的で、場所取るくせにあんまりかなーとか考えていたのですが、
待てよ・・・これ浅い器ならいけるってことは、お茶碗とかいいのでは?
ってことで試してみた結果。
お茶碗を洗ってみた
かなりいい感じ利用できました。
これで使い道も結構広がりそう。
結論
- マグカップぐらいなら正直なくても問題ない
- 細いタイプで狭くて手が入りにくいコップには超最適
- プロテインシェイカーレベルになるとブラシが届かず使い物にならない
- 結構泡が飛び散る
- 幅とるから場所選ぶ
- お茶碗にも使える
個人的には有って損はないかなといった感想です。
そこそこ使えます。ですが使えないものもたくさんあるのであまり過度に期待するとがっかりします。
まだ試していませんが、お皿はどうなんだろう。またレビューしたいと思います。
娘はまだ手が小さいので、プラスチックでできた軽いコップぐらいしか洗えないと思いますが、
もう少し手が大きくなったら結構役に立つ気がします。
とここまで考えて気づきました。
娘の健手は左なのでこの配置だと洗えない・・・
もう少し省スペースのものを探すしかないか・・・
ううう。
改善点
望む点としては
- 吸盤1つの省スペースでもしっかりくっつく設計のもの
- もう少しブラシの長いもの
この辺クリアしているものが欲しいですね。
そうしたら縦置きができるし、水筒なんかも洗えるようになっちゃう。
別に麻痺がなくても普通に便利商品だと思うんだけどな。
こんな商品見つけた方教えてください。
どなたか企業の方作ってはくれませぬか。
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