新年の行事も片手で

子供

今年も新年に毎年行っている行事に参加してきました。

だるまやしめ縄などをみんなで持ち寄り焼き、無病息災などを祈る行事です。

自分の地域は長野県だが、きっとどこの田舎でもやっているだろう。

これを燃やして、その火で餅を焼いて食べます。

去年も今年も娘と一緒に参加しました。

娘は今小学5年、右片麻痺です。

木の枝にお餅を突き刺していくのだけど、なかなか片手では無理で、

もちを1つ落としてしまってご機嫌斜めに。

私にこれは出来ないんだよー(悲)と、

悲しいような怒ったような言い方をしていました。

私が棒を持ち、娘が餅を刺す。

やはりこういった作業は誰かの助けがないと難しいのかな。

なんかいい方法は無いもんかな。

本人が幸せならなんだっていいんだけど。

娘はどう思っているんだろう。

でも去年と比べてだいぶ成長が見られた点もありました。

30分ほどの距離を歩いたが、去年よりペースが速くなった。

5年生は準備もしたのでこの30分を2往復。

計2時間歩いたことになる。

普段家でゲームかユーチューブばかりしている娘にはかなり大変だったことだろう。

そして何よりよく食べました。本人もとても満足そう。

マシュマロと餅合わせて15個食べたといっていました(笑)

去年は5,6個食べてお腹いっぱいになっていた。

今年はよく食べる1年になるといいな。

来年は麻痺のある腕にしっかりと木の枝に固定するようにしてみようかな。

マジックテープかなんかで。そうすすれば全部自分でできそう。

でも無理して全部自分でやらなくてもいいような気もする。

その辺も段々大人になってきていて、保育園の頃の

何でも自分でやりたい、といった感情は薄れてきている。

諦めてしまったわけじゃなくて

人に頼ることってそんなに悪いことじゃないという感覚が出てきているんだろうなって思う。

そういった精神面でも成長を感じる。

年を重ねるにつれて少しずつ色々なことが安定してきた。

帰り道、将来のことを話した。

いつか、お家出ていくの?って聞いたら、

えー?それは無理・・・

って言っていた。やっぱりその辺は不安があるらしい。

まあ無理もないよね、出来ないことはまだたくさんある。

大人になったら、もっと色々なことができるようになるから、安心して。卵だって片手で割れるさ。

というか大人になったからこそ余計に不安なことが出てきているかもしれない。

私としてはずっと一緒にいてほしいけど(笑)

娘が一番幸せになれる、いい方法を一緒に見つけていこう。

来年は6年生で最後になるのかな?

来年も楽しみ。

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